下村尚久(1960電気通信学科卒)会員から下記の寄稿をいただきました。
高齢会員の疑問
―デジタル化とキャシュレスー
下村尚久
年初の新聞論評によると、これからの企業の成長投資は、 1)デジタル化、2)キャシュレス化への対応である。
日本はキャシュレスで諸外国に遅れている等と報じられている。 デジタル化については巷にビッグデータの活用、デジタル経済等と云われているから、 これを指しているのだろう。
そこでデジタル化はさておき、キャシュレス化について考えてみよう。 キャシュレスは、例えばクレジットカードで買い物をするのは、キャシュレスではないらしい。 この場合は、一旦銀行口座を介して決済される。当然可成りの手数料もかかる。
一方、キャスレスと称しているのは、例えば、商品につけてあるQRコードを スマホで読み取り、決済、支払いを済ませる方式を云うらしい。 要するにプリペイドのストックから支払い、決済を済ませる。 確かに銀行の様な手数料は要らない。 しかし、前もって、チャージしておかないといけないのだろう。 このためには、しっかりした仲介業者の育成が必要だろう。
私の様にスマホも持ってないものにとって、あまり必要を感じられないが、 中国、韓国では普及しているとの事だ。 日本の政府も推進している様だが、推進すべきは、しっかりした仲介業者の育成で、 一般の人や、企業なのだろうか。 我々もよろこんで協力すべきものなのか、どうも分からない。 ぜひ識者に教えて頂きたい。
以上